今日は父を眼科に連れて行った。
(写真は、この4月に温泉に行った時のもの)
父は体がしんどいから、眼科の待ち時間にも、検査している間にも、とても不機嫌で、スタッフさんに文句を言う始末だった。
以前の父は、前からワンマンではあったけど、態度だけは温厚な人だったから、まるで人格が変わってしまったかのよう。
原因は、やはり老苦と病苦がそうさせるんだよね。
私は眼科にいる間じゅう、ずっと父の背中をさすってあげていた。
父はふだん動かないから(ほぼマッサージチェアに座って一日を過ごす)、足腰の衰えが、本当にこの半年で目立ってきた。
自力で立っていられない位で、立位ではフラつくので、私の肩に捕まっている父。
このままじゃ寝たきりになってしまうから、少しでも毎日、歩くよう促しているけど、「暖かくなったら歩く」と言って先延ばしにする父。
体のしんどい父を、強引に歩かせるのも可哀想だし、そもそもそれに従うような父じゃない。
このまま父の衰えが加速していくのを、私はただ見守ることしかできないのか。
泣きたくなる時がある。