今日は父の固定資産税の支払いを、代行することになっていた。
それを、朝7時ごろ、すでに起きていた父に伝えたら、いつものことだけど父の物忘れからスムーズに事が進まなかった。
1から説明をして、支払うお金を預ったけど、父は怪訝そうに私にお金を渡し「頼むよ」の一言もないから、父に代わって私が支払いをしてあげることを、父は理解しているんだか?いないんだか。
それから、固定資産税のこととは別に、ずっと父の運転免許証の更新がいつなのか?今年なのか?気になっていたから、父に聞いてみた。
やっぱり父は把握してなくて、それどころか免許証のあり場所を忘れていて、私があちこち探し回った末に、やっと父の免許証を見つけ、更新時期は確認できたんだけど、そのときだった。
天の啓示のように『私自身の運転免許証も確認しなきゃ!』と心が追い立てられた。
そして、いつもの保管場所をチェックしたら、無いではないか!!
私は4月7日に運転免許の更新をしたばかりで、それを境に紛失してしまったようだ。
それこそ、父の『免許証探し』以上に探し回り、どうしても見つからなくて青ざめた。
朝の8時ごろだった。
それからが、ドタバタ騒ぎで、ネットでも調べたけど、朝8時半から電話を受け付ている運転免許センターに対処を聞いて、まずは警察に紛失届を出した。
警察への紛失届は電話で済むから助かった。
それから再交付をしてもらうために、かなり遠い運転免許センターまで駆けつけた。
それも、免許証が無いままだと、私は運転できないから(と警察で釘を刺された)、急遽、ムリヤリ、父のお手伝いさんに送り迎えを頼んで駆けつけた。
そして、11時頃には、晴れて免許証の再交付となり、どこにでも運転して行ける自由の身となったことが本当に嬉しかった。
そうなった後で、予定していた固定資産税の支払いもできたし、他にもやろうやろうと思って先延ばししていた『古き懐かしきレコード』を整理し、それをハードオフに売りに行ったりした。
父の運転免許証の更新については、朝の時点でこの6月だとがわかったから、父に伝えると、「もう更新しない(つまり返納する)」と自ら決断してくれた。
あれは、去年の暮れごろだったか?
父が「自分で運転してくる!」と言って、止める私を振り切るのに暴れたことがあり、あの時はとても困ったけど、あれが父の運転への最後の執着だったんだなぁと思って、ちょっと切なくなった。
だけど、ネガティブな思いは、サラっと流す!
免許証紛失の件もそうだけど、以前だったら気が重くなっていたと思うけど、今は嫌なことが起きるたびに「これで1つカルマを解消できた」と思って感謝している。
だって、苦しんでいると、苦しくなることを呼び寄せるだけなんだもの。
苦しいからこそ、感謝して、感謝できるようなことを呼び寄せるの。